中堅化学メーカーの研究開発を経験し、営業部門に所属しているぴすけっち@chemistpisketchです。
私は研究開発部門・営業部門どちらの働き方も経験したことがあります。大学生の研究生活・社会人と色々な角度で比較してみたいと思います。
研究開発とは~忙しい?~
担当テーマや顧客、事業によって大きくことなりますが、私の場合は研究開発部門所属時が一番忙しかったです。
研究開発はR&D (Research & Development)と呼称しますが、所属する研究所や部署・テーマによってR寄りなのかD寄りなのか、特徴があるかと思います。
それぞれのR寄り・D寄りのテーマの特徴の分析は下記でもお話しています。
私の場合は完全にDに位置付けられるところに居たのと、顧客のスピード感についていくために非常に忙しい日々を過ごしていました。
大学院生の時は教授のプレッシャーや装置の予約で終夜測定をしたことはありましたが、さすがに社会人では法律に守られているためそんなことは起きません(よほど危ない会社じゃなければ)。
どちらが大変だったかと言うと、自分が未熟だった分院生の時の方がかなり辛かった記憶です。
今はお給料ももらえるし幸せ、学生時代は金が無いという見えないストレスもありました。笑
営業って忙しい?
営業は顧客の依頼が集中したり、打合せが重なると忙しくなります。
海外の顧客、特に中国・台湾の顧客は旧正月前、共通するところだとGWや正月前は製品の手配の担当の間に入って納期調整をする場合もあり、そういった時期は多少忙しくなります。
長期間の海外出張前後はかなり立て込みます。
移動のロスの分海外出張前後は仕事がたまりがちに!
今は完全テレワークです。
移動中連絡ができないので、メールが溜まったり仕事が溜まったりでバタバタします。
研究開発でも、顧客訪問や学会・展示会などで海外出張する機会があれば、同じように立て込むのではないでしょうか。
顧客に出すデータの追加収集を急いでやることも!
不在中に派遣さんにたくさん測定依頼するためにサンプル作っておこう!
って人もいますね。
研究開発職の1日の流れは?
①8:30~9:00出社・材料の準備・メールチェック
材料準備しながら頭を整理したり、返信に詰まったメールの中身を考えたり。
②9:00~11:30 材料の混合
私の考えた最強の材料!
③11:30~12:00 結構メールが来ているので返信
事業に近い開発なので他部門とのやり取りも頻繁!
④12:00~13:00 社食でお昼
社員食堂がおいしいかって意外と大事!
。
⑤13:00~15:00 材料の成形、派遣さんに物性測定を依頼
しっかり状況確認・ケアも忘れずに!
⑥15:00~17:00 成型した材料を使ってプロセス適正評価用サンプル作製
サンプル作製時にお客さんが使う時のことを考えながら実施します!
⑦17:00~18:30 メール返信、前日の測定結果を見つつ材料の混合比の再考、資料まとめ等
明日に備えてしっかり考えます!
⑧18:30~19:00 片付け・退社
まだ頑張る人のために後片付けはしっかり!
ずれ込むこともあるので、2時間~くらいは残業していることが多い職場も経験しました。
フレックスなので夜型の人もたくさんいます。
営業の1日は決まっておらず、会議かメールか電話か資料作成を中心とした業務内容です。
メールソフトのOutlookでしっかりスケジュール管理!
理系学生のための就活・インターンシップ情報サイト【理系ナビ】
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